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2024/01/01
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
いつも温かいご愛顧ありがとうございます。
本年も引き続き気持ち新たに製作活動を行ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
atelier Mon代表およびアーティストとして、2020年に発生した世界的なパンデミックを機にスタートした応援作品製作出展は、フランス・チェコ・アラブ首長国連邦および国内では京都・神奈川・埼玉に広がり、今年で4年目を迎えようとしております。同時に、コロナ禍の応援活動として地元市内にもこれまで4作品を寄贈させていただきました。昨夏には初の試みとなる海外向けの寄贈作品を、そして昨年の自身の誕生日には地元市内で4作品目となる寄贈作品を納品させていただきました。
コロナ禍の不安と恐怖の中からスタートし、迷い悩みながらも進めてまいりましたが、今こうしてコロナ禍を超えて漸くこの取り組みも一つの形になりました。これまで応援し期待して下さった皆様にあらためて御礼申し上げますとともに、感謝を忘れずこれからの新たなフェーズとステップアップに繋げてまいりたいと思っております。また、アトリエとしては7年目を迎えます。これからも新たな出会いや新しいアイデアを通して創りたい世界を表現し、愛と感謝をもって社会やまわりにも循環していけるよう、心が喜ぶことに取り組んでいきたいと思います。
atelier Mon代表 髙橋美代子
2023/11/21
寄贈作品 デ・ガトー・ドール様
このたび、地元戸田市内にてあらたに作品を寄贈させていただきました。
●Title 「L’eclaireur(レクレルール)」=光もたらすもの
デ・ガトー・ドールのオーナーシェフ金田氏はフランスでも賞を取り、店名でもフランス語を使用されています。『ドール』はフランス語で金という意味だけでなく、優勝や金賞などの一番をいう意味も込められています。またお菓子の輝きを具現化したというゴールドのお店のロゴをみて浮かんできたのは、フランスでよく目にしたミカエル像の黄金の羽根。かつてフランスで活躍したジャンヌ・ダルクやモン・サン・ミッシェルを建設した聖オベール司教などにお告げを告げた大天使ミカエル。古くからヨーロッパで最も親しまれている天使で、世界が難局にあるときに登場し、役割を持って現れ意志を人に伝えるといわれ、自分自身や家族友人などの正義や平和を守ってくれるといわれています。また戦国時代の日本・鹿児島にやってきたフランシスコ・ザビエル一行が布教の許可を得た日が聖ミカエルの日であったため、大天使ミカエルを日本の守護聖人に選んだと伝えられており、日本にも繋がりのある大天使。そしてお菓子職人の守護聖人ともいわれているミカエル。オーナーシェフの金田氏のお話をお伺いし、これまで幾度もの困難を乗り越え磨き続けられた清らかでまっすぐな付加価値。それらを生み出すための長い挑戦が、輝きとなってお菓子の光のヴェールとなってみえました。ミカエルは光を司っていることから感情や空間を浄化するともいわれ、奇跡が起こるときにはミカエルが存在しているといわれています。金田氏をはじめデ・ガトー・ドールのお店が同様に光を与える存在であると感じ、フランス語のタイトルを起用しました。
●Design
デ・ガトー・ドール店内の落ち着いた空間とヨーロッパを感じるインテリア。ショーケースに並ぶアートや宝石のような洋菓子たち。その横の飾り棚から店内を見守りお迎えする作品であることから、お店の世界観を感じられるコーポレートデザインに致しました。デ・ガトー・ドールのロイヤルブルーとゴールドから、はじめのインスピレーションとして入ってきた大天使ミカエルの色調でもあるロイヤルブルーとゴールドをメインカラーとして使用。全形はミカエルの大きな翼をイメージしホワイト・ゴールド・ロイヤルブルーで光を描写し、葉(=羽)・細枝(=毛細血管)・ワイヤー(=閃き)のように見立て色付けていき、天空から金柱に光がそそがれ中を通じて広がる様子をグラデーションにして、翼の根本(左)から羽先(右)へ浸透していくさまを角度や動きで表現しました。ミカエルからレクレルール(作品)に宿った光が、目には見えないその光輝く一枚の羽根となってデ・ガトー・ドールのお菓子の輝きを具現化したロゴと融合し、お店のシェフや従業員の皆様の愛とともにお客様に+αの気持ちの込められた商品やサービスが提供されることで、心もからだも平和に豊かな時間を過ごしていただけるよう願いを込めています。素材には新しいものに加え、残った花材や塗料を使用するなど、製作過程からの端材や材料も使用し色付けや細工を施しています。素材を大切により良いものに生まれ変わらせ、心に光を灯せるものづくりを提供したいという当アトリエの願い+SDGS+アップサイクルを目指した作品です。
<製作を振り返って>
このたび、地元の最寄り駅北戸田のデ・ガトー・ドール様への寄贈作品製作の機会の場をいただき大変嬉しく思っております。4作品目となる寄贈での応援を考えました時、昨年オープンされたお店で日頃利用させていただいているお店にしたいと考えておりました。長く温めてきた夢を実現され、これからも地元のお客様から選ばれるお店の代表を目指していかれるデ・ガトー・ドール様へ自らの作品を通じて微力ながら応援できること、個人アーティストとして活動していく中でとても幸せに思います。自身もヨーロッパでのフラワーアレンジメントや芸術から影響を受けており、お話をお伺いしていく中でフランスを愛しアートへの理解もいただく中で作り上げていくモチーフ作品は、ストーリーおよび作風もとても特別なものとなりました。製作にはその動機や背景などのオリジナルストーリーが含まれており、その他従来のものと異なるユニークさを提供することで、皆様にも新たに楽しんでいただけるものか興味深く思っております。新作“レクレルール” は今年1周年を迎えられた記念とともに、オーナーシェフ様をはじめ従業員の皆様や訪れるお客様あるいはお客様同士の潜在意識に働きかけ、幸せなひとときを過ごしていただきたいと願い寄贈いたします。作品を通じて流れる人の想いの輪が広がり地域や社会に豊かさを循環させ、新しい時代に向けた他にないユニークなスタイルとあらたな創造性や可能性を秘めたフラワーアートオブジェをお楽しみいただけますよう祈っています。そしてこれからも地元の人々にアートのような個性豊かなお菓子から、夢や幸せを提供し続けるお店でいてほしいという願いを込めて。
2023/11/15
クリスマスギフトオーダー受付中
このたびご注文いただいたシルバーチェーンに華奢で輝きのあるデザインネックレス。ジルコニアとヨーロピアンビンテージを出会わせてみました。
中でもバロックやロココ調を思わせるようなモチーフをセレクト。煌めくジルコニアの美しいフラワーウィールがまわり、品のあるビンテージパーツの天使の羽が舞い踊り、幸せと豊かさが舞い込むように。
チェーンはダブルでもシングルでもお楽しみいただけます。
ただいまアトリエでは、お花やアクセサリーのクリスマスギフトのご予約も承っております。
2023/08/11
アトリエ初海外寄贈作品
この旅中に作品を残してきました。日本からスーツケースで搬入できるよう、キャンバスにいたしました。絵画とギミックを融合した新しいスタイル。タイトルは「邂逅 〜日本とアントワープの間に〜」。掲載本と直筆サインもご来店の著名人の皆様と並べていただき大変光栄です。これからも日本とベルギーの友好を祈っています。
●Title 「Kaiko ~ in between Japan and Antwerp ~)」
=邂逅 ~日本とアントワープの間に~
Minatoは日本人オーナーによるアントワープ(ベルギー)にある日本食店。お店で提供する馴染み深い日本食を通じて日本にいるような時間を過ごしてもらいたいと営まれています。邂逅という言葉の意味に含まれる「人生が劇的に変わるような出会い」は、人との出会いだけでなく考え方や思想・書籍・芸術などの物事との出会いによっても生まれます。海外でよく目にする代表的な日本食や現地用に創作されたメニューだけでなく、日本の食卓でよく食されている日本の家庭料理や味覚にも出会い楽しんでもらい、本来の日本をより身近に感じ懐かしさやあらたな興味や想いを馳せてもらえる場所であるということ。そしてまた、さまざまな人が集い行きかう中での一期一会や思いがけない出会いの場であってほしいという願いを込めています。
●Design
カラーはMinatoの和モダンで落ち着いた空間とシンプルなインテリアに合わせて、他の日本画などのディスプレイとも併設可能なパネルアートに致しました。来店される人々の目に最も注がれるお料理の数々の鮮やかな彩を損なうことなく、食しながら眺めた先にあるアントワープと日本をつなぐ融合モダンアートから、その時間と空間に楽しさや面白さをプラスしてもらいたいという願いが込められています。背景にはアントワープに流れるスヘルデ川が流れ、その上空に日本から流れてきたスピリットとして縁起のよい松や桜が、アントワープの名物ダイヤモンドたちの歓迎と出会い交わり、輝きながら咲き誇りあらたなスピリットとなってつながり絆となっていくストーリー。構成は上空から見下ろすアングルにし、川や草花も本物そのままの絵や写真のような描写方法と異なりイメージ先行型の立体と平面を組み合わせた当アトリエのオリジナルなものにしています。例えば、ボンドで描いた川のイメージは、日本画で描かれる川の流れ模様からのインスピレーションを取り入れ、松や桜とともに融合しながら咲き始めるダイヤモンドたちのスピリットの表現には意志を表すように自由に伸びる枝ぶりにワイヤーを使用しています。仕掛けとして、キャンバスに描かれた背景は、光をあてると浮き上がるようになっており、それは光がないと見えにくくなっています。素材には新しいものに加え、残った花材や塗料を使用するなど、製作過程からの端材や材料も使用し色付けや細工を施しています。素材を大切に新しいものに生まれ変わらせ、心に光を灯せるものづくりを提供したいという当アトリエの願い+SDGSを組み合わせた作品です。
atelier Mon代表 髙橋美代子
2023/07/16
夏にも涼しいアクセサリー
今年は猛暑が続いていますね。そんな中でもアクセサリーを楽しみたいあなたに... 涼しげなグラスカメオはいかがですか。アトリエでは、ヨーロッパから取り寄せた一点物ビンテージパーツをご用意して、ご予算に合わせてお作りしております。